
どちらのオプションを使っても、Slackの履歴を外部に取り出すことができます。しかし、これらはまったく異なるユーザー層を想定して作られており、「エクスポート」に対するアプローチもほぼ正反対です。
セットアップ方法の違い
- 公式エクスポート: 管理者権限が必須で、無料プランではパブリックチャンネルのみが対象です。出力されるのは生のJSONファイルが入ったフォルダであり、データを活用するには自力で解析する必要があります。
- Empowia: ワンクリックで実行でき、管理者権限やトークンは不要です。すでにサインインしている既存のセッションをそのまま再利用します。
エクスポート対象範囲の比較
- 公式エクスポート(無料プラン): パブリックチャンネルのみ。
- Empowia: パブリックチャンネル、プライベートチャンネル、DM、グループDMなど、あなたがSlack上で閲覧できるすべてのデータが対象です。
エクスポート機能:一括ダンプか、柔軟な選択肢か
ここに両者の決定的な違いがあります。Slackの公式エクスポートは、ワークスペース全体のデータを単一のフォーマットで一括出力する「全か無か」の仕組みであり、管理者向けに設計されています。一方、Empowiaにとってエクスポートは、すでに手元にあるローカルアーカイブを活用する一機能にすぎません。そのため、以下のような柔軟な選択肢が得られます。
- エクスポート対象を自由に選択: すべてのデータはもちろん、特定の「
#チャンネル」や1つのDM、あるいは選択したいくつかの会話だけを出力できます。たった1つのスレッドを取得するために、ワークスペース全体のデータを強制的にダウンロードさせられることはありません。 - フォーマットを選択可能: 他のツールにデータを取り込むならJSON、スプレッドシートで開いてフィルタリングやグラフ作成、ピボットテーブル分析を行いたい場合や、JSONファイルを開いたことがない同僚に共有したい場合はCSVやExcelを選択できます。
- クリックだけの簡単操作: 会話を選び、フォーマットを指定するだけで完了です。管理コンソールを開く必要も、スクリプトを書く必要も、OAuthアプリを連携させる必要もありません。

そのため、Empowiaを使えば「#product チャンネルをExcelに書き出す」や「このDMの履歴をCSVにする」といった作業がわずか10秒で完了します。公式エクスポートの場合、選択肢は「管理者アカウントを使って、ワークスペース全体をJSONで出力する」ことだけであり、そこからデータを実用的な形に変換する本当の苦労が始まります。
エクスポート以外の機能
エクスポートは機能の一部にすぎません。Empowiaはアーカイブをローカルに保存するため、使い慣れた2ペイン形式のブラウザ、高速なローカル検索、ファイルギャラリー、そしてToDoや決定事項、リンクを元のメッセージへの参照リンク付きでまとめるAI機能も利用できます。公式エクスポートが提供するのは単なる「フォルダ」ですが、Empowiaが提供するのは「ツール」そのものです。
データの保存場所
- 公式エクスポート: 自分自身で管理するダウンロードファイル。
- Empowia: あなた自身のPC上の、あなたが管理するフォルダ内。クラウドへの保存やアカウント作成は不要です。ポータブルモードを使用すれば、USBメモリに移動したり、フォルダごと削除して完全にアンインストールしたりすることも可能です。
結論
ワークスペース全体のJSONダンプが1回だけ必要な管理者の方には、公式エクスポートが適しています。しかし、誰でもワンクリックでセットアップでき、いつでも検索可能なプライベートアーカイブを維持したい方、そして必要な部分だけをいつでも自由にJSON、CSV、Excelへエクスポートしたい方には、Empowia for Slackが最適です。無料でダウンロードして、最もアクティブなチャンネルをスプレッドシートに書き出してみてください。
FAQ
SlackのデータをExcelやCSVにエクスポートできますか?
はい、可能です。Empowiaを使えば、任意の会話(またはアーカイブ全体)をJSON、CSV、Excel形式でエクスポートできます。Slack公式のエクスポート機能では、ワークスペース全体のデータがJSON形式でのみ出力され、実行できるのも管理者に限られます。
EmpowiaはSlackの代わりになるツールですか?
いいえ、異なります。Empowiaは、お使いのPC上にSlack履歴の検索可能なプライベートコピーを保存し、必要な部分を自由にエクスポートできるようにするツールです。Slack自体はこれまで通りそのまま使い続けることができます。
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